日本国民の政治の仕方について

私は、今回の選挙

民主党:230 → 57(▲173 = ▲75%)
自民党:119 → 325(△206 = △173%)

という結果に失望した人間の一人だ。
この結果を見る限り、民主は0点で、自民は100点、っていうのが国民の審判だということになる。
確かに民主の政治は期待を大きく裏切るものであったことは間違いなく、相手(自民)がどうであれ政権が交代するのは自然な流れだったろうとは思う。
しかし、だからといって、勝者自民党はここまで大きく他を引き離してぶっちぎりで大勝利を収めるほど優れているのか?
そんなことはない。

振り返れば過去2回の選挙もこんな感じだった事を思い出す。
2005年、小泉郵政のときの自民の圧勝。
2009年、小沢民主への期待で民主の圧勝。
どちらのときも、信じられない票の数が反対側へ動いた。
訳のわからない冗談みたいな政治家が登場し、代わりに力のある政治家が姿を消した。

理想論になるが、こんなことがまかり通ってはいけない。
これまでやってきた功績を帳消しにして、ただアノ党の議員だから、という理由だけで落とす。
これでは、思想をなくし国民にへつらい勝ち馬に乗る調子の良い議員ばかりが生き残ることになりはしないか。

政治がダメなのは結局私たち国民がダメだからに相違ない。

新しい教育の形『khanacademy』がこんなに進んでいる

一度TEDで創設者の動画を見たとき、「へぇー、確かにこれは新しい教育の形だわ」と思ったのを思い出します。
そのサービスが今日見たらもっと進化していました。

これは日本でもやったほうがいいんじゃないかな。

アメリカの教育現場で広がっている新しい教育サービスです。
このサービスを利用している学校では、先生が黒板に書いて一律に物事を教えるということをしていません。
教師は「A君は今日はこの宿題をやりなさい」というように各生徒に別々のURLを渡し、
生徒たちは自分に与えられたURLにアクセスし、そこに書かれた問題を解きます。
その解答は自動で採点され教師に集まり、教師は全生徒の進捗を一目で確認することができる、というサービスです。

しかも、この問題を解いたら次はこれ、これが解けなかったら次はこれ、っていうように、問題間の分野、難易度の連続性もシステム化されているので、教師は問題の品質についてあれこれと迷う必要がありません。代わりに生徒とコミュニケーションする時間に注ぐ事が出来るわけです。

教育者は、生徒に教育する必要はない、生徒をマネージメントしコミュニケーションをとりなさい、
という発想です。
インド出身(だったと思う)の創設者が、学校も先生もいないような発展途上の国でもインターネットさえあれば先進国並みの教育が受けられることを目的として始めたんだそうです。
たしかに、これならそれも可能だろうとうなるサービスです。

余談ながら、生徒は正解してレベルアップするとバッジがもらえたと思います。
バッジといっても単なるweb上の絵にすぎないんですが、これがモチベーションになってもっと勉強をするんだそうです。
創設者はこれをゲーミフィケーション(ゲームにする)と言っています。
日本でもゲームやりながら勉強、ってのは効果があると認められてますね。

微に入り細に入り、つくづく素晴らしいサービス、いや、教育の在り方だと思います。

khanacademy
http://www.khanacademy.org

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タッチの種類を判別して違う反応をする『Qeexo』

これいいんじゃない?

スマートフォンで画面をコントロールするとき、これまでは指タッチによる反応は1種類でしたが、これが標準化すると、
たとえばある写真があるとして

・指の平タッチで拡大
・第二関節タッチでソーシャル連動
・爪タッチでメール添付

とか、タッチの種類に応じて違う反応をさせることができる。

[vimeo]http://vimeo.com/52406128[/vimeo]

でもどうやってやってんだろう。静電容量の変化値とかかなあ。

Qeexo
http://www.qeexo.com/

行きたいお店を持ち歩けるToGoリスト 『Carry』

ボタンが2つしかない。
そうね、必要なボタン2つでいいもんね。
これからはこういう、家の電気のスイッチみたいなアプリが増えるんだろうなあ。

『Carry』は行きたいと思ったお店の前で登録して、後から近くのお店を探すだけのアプリ。
でもボタン2つというのが潔くて良い。

Carry
http://www.carry-place.com/

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「焼肉を食べると産まれる」

出産に関する都市伝説があります。

「焼肉を食べると産まれる」

まったく医学的根拠はないそうです。

でも、うちの妻が早く出したくてその都市伝説を信じておととい牛角に行きました。
そしたら、二日後の今日のAM2:00にオノコが産まれました。

ま、普通にしてても勝てる試合の前にカツ丼を食べたらやっぱり勝てた、みたいなもんなんですけど、
でも、牛角行って良かった、とは思っています。

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すごい!!カメラで撮った表情をリアルタイムでそのまま3DCGにする『Faceshift』

とてつもなくすごいサービスだと思いました。

CG映画の作り方が根本から変わるんじゃないかと思いますね。

『Faceshift』は、カメラで撮った表情をリアルタイムでそのまま3DCGに変換してしまうサービス。
これまではアニメやCG映画といえば声優は脚本を片手に声だけで演技してればよかったわけだが、これが採用されると表情までしっかりと演技しないといけないわけだ。
あと、顔だけCGキャラクターにして踊る、みたいな素人向けのサービスとしても十分成り立ちそうな予感がしますね。
百聞は一見にしかずということで。

『Faceshift』
http://www.faceshift.com/

androidではfont-weight:boldは効きません

Androidではfont-weight:boldは効きません。
androidデフォルトのフォント「Droid Sans Japanese」に日本語のボールド体がないためです。
対策としてはtext-shadowで影をつけるか、フォントを上げるかして、それっぽく見せる。
現状では解決策はこれだけです。

皆さん気をつけましょう。

iPhoneから新しいiTune(PC)へ音楽データをコピーする『i-FunBox』

通常、iTuneとiPhoneの同期を取る場合、iTune側がマスタ(大元)になる。要するにiTuneからiPhoneにデータがコピーされるのだが、このとき、iPhoneにもともと入っていた音楽データはiTuneからの同期によって上書きされることになる。

これだと少々困ったことになるシーンがあるわな。
PCを新調したときなど、iTuneからiPhoneではなく、iPhoneからiTuneに音楽データをコピーしたいときだ。
前のPCからちゃんとmediaデータをバックアップして新しいPCに復元していれば問題はないのだが、古いPCが壊れて新調した場合等、古いPCからmediaデータを吸い上げられていないときは、新PCに音楽データを復元できないので、iPhoneから直接iTuneにアップしたい、となる。
このやり方が結構ネットを探しても載ってない。

iPhoneからiTuneにデータを流すのに役立つのが『i-FunBox』だ。

1.i-FunBoxをインストール

i-FunBox
http://www.i-funbox.com/

2.i-FunBoxを起動してiPhoneをPCに挿す
3.iPhoneが認識されると画面上にiPhoneが現れるので、musicデータを探してiTuneのmediaデータ内にコピーすればOK。
 ※ このとき、iTune側の自動同期をOFFにしておかないと、iPhoneを接続した瞬間に中身が空になってしまうので注意!
4.インデックスができていない場合は、コピーした全データを全選択してiTuneの画面内にドラッグ&ドロップすると勝手にインデックスが始まる。

これで新PCでiTuneを楽しめる。

ワイヤーフレームはちゃんと作った方がいい、という話

Webサイトの制作において設計書にあたるものが「ワイヤーフレーム」です。

ワイヤーフレームは、制作前の段階では、お客さんが想像しているWebサイトの像をあからさまにするものとして、それから制作に入ってからは、制作にあたっての最もよりどころになる設計図として、特に重要なドキュメントとなります。

ワイヤーフレームには、デザインの骨組み(コンテンツの配置図)、リンク情報、場合によっては色味やコピーなどデザインフェーズになってから決める要件が記載される場合もあります。
このワイヤーフレームを作る工程というのが非常に大事で、ほぼこの段階で、お客さんがプッシュしたいコンテンツとそうでないコンテンツが明らかになります。というか作り手が明らかにしなくてはなりません。
そして作り手としてそれを踏まえた最良と思うコンテンツの構成、中身、配置、および使う技術をお客さんにメッセージとして伝える工程でもあるのです。また、この工程でお客さんとの密な打ち合わせ、つまりお客さんの持っている漠としたイメージと作り手のノウハウや施策、思いといったものとのぶつかり合い、はほぼ済ませておくことが肝要です。
この一連の工程をちゃんと済ませておくと、次のデザイン制作のフェーズで揉めることはほとんどないはずです。

私の場合、Webサイト制作の依頼があって、なんとなく確度が高そうだと思ったら、もうTOPのワイヤーフレームを作って持って行ってしまう事が多いです。
そのほうがいちいちパワポでそれっぽい提案書を作って持っていくより、話が速いですよね。
パワポでちゃんと提案書じみたものを作って初対面の挨拶としていた時もありますが、今はわりとその辺を飛ばしてしまっても良いんだと思っています。
いきなり本題に入れると、双方にとってメリットがあります。
お客さんはそれを見ながら想像を膨らませていくことができ、作り手としてはその想像を具体的な絵にその場で落としこんでいくことも可能になります。
これによって、お客さんとしては、自分が言っていることが現実的に落としこめるものなのか、要件の大小はどの程度なのか、というのがおのずと見えてきますし、作り手としては、お客さんがどれだけ本気でこの案件を考えているのか、どれくらいの予算でできそうなのか、といったものが輪郭を持って把握することができます。

話もなんだか盛り上がる気がします。
そりゃそうだと思うんです。大小あれど、同じ一つのことに思いを馳せた者同士が会話するわけですから、話題が繋がる部分は大きいと思うわけです。

いいことずくめのワイヤーフレームですが、わりと軽くとらえる人が多く、適当に書いて済ませるような作り手を多く見かけますが、このフェーズはしっかりとおこなっておいたほうがいいです。
お金をもらうことを目的としたただの成果物ではないです。もちろん「やりましたよ」「受け取りましたよ」という取引上の儀式でもないです。
Web制作において、依頼人、作り手、両方を助ける最も優れた設計書がワイヤーフレームです。