最近一番印象に残っているビジネス理論のご紹介。
early adopter(初期採用者) と pragmatist(初期多数採用者、アーリーマジョリティともいう) の間では深い溝があるという話。
下の図は一般的な統計分布図です。
いわゆる市場の成長などもこれで表現されるとなっています。
しかし、ビジネスプロバイダーの立場からみると、以下の図になるというのです。
新し物好きのearly adopter と pragmatist(一般大衆)では嗜好性に大きな隔たりがあることを認識し、early adopter期 と pragmatist期の境を見極め、戦略を大きく変える必要があるということを表しています。
early adopter期にほとんどの対象ユーザを獲得したが、pragmatist期に失速しそのまま消えてしまうサービスは多いです。
たとえばsecond Lifeなんて典型ですね。
肝に銘じたいものですな。