一度TEDで創設者の動画を見たとき、「へぇー、確かにこれは新しい教育の形だわ」と思ったのを思い出します。
そのサービスが今日見たらもっと進化していました。
これは日本でもやったほうがいいんじゃないかな。
アメリカの教育現場で広がっている新しい教育サービスです。
このサービスを利用している学校では、先生が黒板に書いて一律に物事を教えるということをしていません。
教師は「A君は今日はこの宿題をやりなさい」というように各生徒に別々のURLを渡し、
生徒たちは自分に与えられたURLにアクセスし、そこに書かれた問題を解きます。
その解答は自動で採点され教師に集まり、教師は全生徒の進捗を一目で確認することができる、というサービスです。
しかも、この問題を解いたら次はこれ、これが解けなかったら次はこれ、っていうように、問題間の分野、難易度の連続性もシステム化されているので、教師は問題の品質についてあれこれと迷う必要がありません。代わりに生徒とコミュニケーションする時間に注ぐ事が出来るわけです。
教育者は、生徒に教育する必要はない、生徒をマネージメントしコミュニケーションをとりなさい、
という発想です。
インド出身(だったと思う)の創設者が、学校も先生もいないような発展途上の国でもインターネットさえあれば先進国並みの教育が受けられることを目的として始めたんだそうです。
たしかに、これならそれも可能だろうとうなるサービスです。
余談ながら、生徒は正解してレベルアップするとバッジがもらえたと思います。
バッジといっても単なるweb上の絵にすぎないんですが、これがモチベーションになってもっと勉強をするんだそうです。
創設者はこれをゲーミフィケーション(ゲームにする)と言っています。
日本でもゲームやりながら勉強、ってのは効果があると認められてますね。
微に入り細に入り、つくづく素晴らしいサービス、いや、教育の在り方だと思います。
khanacademy
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