『これから小学校に入る子どもたちが将来就く職業の70%は、今存在していない職業である』
インターネットが産まれ今の形になったのが20数年前、つまりそれ以前はITを生業にする人間はほぼゼロだったということになる。
それがいまやほとんどすべての会社でITを職業とする人材が働いている。
なによりシステムエンジニアは今最も必要とされる人材という事実。
しかし、私自身がITのかなりの部分で自動化、テンプレート化が実現してきているのを実感するにつけ、もう10年もしないうちにITエンジニアなる職業はなくなっているのだろうなと思う。
30年前とはビジネスのスピード感がまるで違う。私たちの職業が10年後にはなくなっていると言われても、ああそうか、と思うのだ。
そんなことを考えると、今目の前にいる息子に教えられる事なんてほとんどない。
親ができる事は、いろんな体験をさせてあげる段取りをしてあげることぐらいだろう。
息子にいたずらしながらそんなことを思った。
今存在しなくて将来産まれる職業ってなんだろう。
・ロボット(ヒューマノイド)操縦士
・コミュニケーションディーリング(世界中の人と人のコミュニケーションを瞬時に成立させる仲介)
・体験代行士・体験コンサルタント
とかとか。
いずれにしても今より職業の数は断然減るだろうし、職業自体は高度に専門化されたものが増えてくるんだろうと思う。